きっちーさん的良楽曲 その1
このアーティストが好き、というのは実はほとんどない。が、この曲が好き、というものは多くある。
さらに自分にハマる曲と出会うと狂ったように一日中(どころか丸一週間の時もあるくらい)同じ曲を延々とリピートしてしまう癖もある。
なので自分にハマった曲を列挙すると、ハマった当時の様子であったり曲と出会った経緯であったり、人生の片鱗を思い出す。
今回は日記やメモ書きのように、過去にハマった曲を記していきたいと思う。
きっちーさん的良楽曲その1
〜2011年
主に中高生時代、初めて音楽を聴くようになったり、アニメにハマったりな時期。
作詞/ティカ・α
作曲/ティカ・α
編曲/近藤研二
初めて見たいわゆる深夜アニメというものが荒川アンダーザブリッジ2期だった。
ボーカル、曲調、諸々が自分の中には無いものだらけで、しばらく脳裏から離れなかった。
学級崩壊/相対性理論
作詞/真部脩一、ティカ・α
作曲/真部脩一
編曲/
やくしまるえつこ氏をもっと知ろうと調べているときに遭遇。すぐに相対性理論というバンドのボーカルがやくしまるえつこ氏であると知った。
学級崩壊進行中という言葉で始まる曲に、初めて聞いた時は「こんな曲があるのか…」と衝撃を受けたことを覚えている。
理論のその他の曲調や歌詞の独特の癖が突き刺さり、しばらく延々とリピートしていた。人生で初めて買ったCDも相対性理論のアルバム(シフォン主義、ハイファイ新書、シンクロニシティーンの3枚)であった。
入り鉄砲に出女/タルトタタン
作詞/西浦谦助
作曲/真部脩一
編曲/
相対性理論の情報は定期的に調べていたのだけれど、楽曲を作っていた真部氏と西浦氏の脱退はかなりショックだった。その後すぐに2人がタッグを組んでプロデュースしたユニット、タルトタタンがデビューした。可愛い中に不思議な雰囲気を持つ曲が多く、特にこの曲は間奏が全く無い構成に歌詞のストーリー性が相まって、気が付いたら聞き入ってしまう。
IN MY DREAM/真行寺恵里
作詞/真行寺恵里
作曲/真行寺恵里
編曲/伊藤真太郎
もともとスパロボのBGMで知ったが、サビのメロディが好きすぎた。原曲を聞いたときは落ちサビの転調含むその音域の広さと間奏の肉声ギター音が凄すぎて引いた。
へミソフィア/坂本真綾
作詞/岩里祐穂
作曲/菅野よう子
編曲/菅野よう子
この曲もスパロボで知った。MXでのへミソフィアのBGMが主旋律をバイオリンのような弦楽器でアレンジされていてめちゃカッコいい。落ち着きと盛り上がり、静と動の対比が素晴らしすぎる。若干の不安を持たせるような曲の締めが秀逸。菅野よう子氏の凄味が詰まっている気がする。
おなじ話/ハンバートハンバート
作詞/佐藤良成
作曲/佐藤良成
編曲/ハンバートハンバート、上野洋
何で知ったか覚えてないけど、初めて聞いたときは、優しい歌声であるからこその悲しさとか儚さに包まれた。無音に意味や文脈を持たせていて文学的だし、詞が曲に載る必要性がこれほどあると感じることも珍しい作品。
incl./meg rock
作詞/meg rock
作曲/meg rock
編曲/ 加藤大祐
音域の広さが凄い。その歌声で包み込んでくれそうにさえなる。
ガチャガチャへるつ・ふぃぎゅ@ラジオ/MOSAIC.WAV
作詞/み〜こ
作曲/山頭水
編曲/柏森進
きっちーさん的電波ソングのルーツ。ふぃぎゅ@メイトも好きだけど、こっちの方が耳に残るワードとメロディの強さがあって好き。
Taste of Paradise/喜多村英梨
作詞/大森祥子
作曲/山口朗彦
編曲/山口朗彦
なんかわからんけどめっちゃ聴いてた。
つまさきだち/伊藤かな恵
作詞/坂井季乃
作曲/黒須克彦
編曲/黒須克彦
ごちゃごちゃしたOPとかイかれた(褒めてる)アニメ本編とは違ったストレートな歌詞のギャップにやられる。背の低い伊藤かな恵氏が歌うからこそ生まれる文脈と青春のような爽快感のあるメロディが気持ちいい。
作詞/前山田健一
作曲/前山田健一
編曲/前山田健一
目まぐるしく変わる曲調、男女の掛け合い、ハモり、その全てが気持ちよくて、アニメOP映像も相まって物凄い中毒に襲われた。MVのせいもあってか、初めて聞いた時は男女で歌っているものだと思っていたけれど、そうではないと知ったときは混乱したし、理解したときは不思議な感覚に陥り、ヒャダイン氏の制作した楽曲を聞き漁るようになった。前山田健一=ヒャダインというカミングアウトが当時話題になり、テレビなどメディアでもよく見かけた。この頃から、ももクロなども聞くようになった。
PUPPY LOVE!!/ゆいかおり
作詞/前山田健一
作曲/前山田健一
編曲/前山田健一
予備知識なしに聴いて、これはもしやヒャダイン氏提供では…と思い、案の定その通りだったヒャダイン色バリバリの曲。確かに癖がかなり強い部類ではあると思うけど、曲を聴いて誰が作ったかわかるという経験はこの時が初めてだった気がする。MVがめちゃくちゃにかわいい。
作詞/きみコ
作曲/佐々木淳
編曲/nano.RIPE
爽やかで夏っぽい青春ど直球の曲。ただ、夏や青春の渦中だけでなく、後半は夏の終わりを感じさせる儚さと懐古を感じさせてくる。寂しさを含んだ青春ソングはだいたい好き。ずるい。花咲くいろはは人生でもトップクラスで思い出の作品の一つなので思い出補正も込みまくり。
Dream Goes On/春音あいら(CV.阿澄佳奈)
作詞/池畑伸人
作曲/長岡成貢
編曲/長岡成貢
後の人生に大きな影響を与えるプリティーリズムシリーズの骨格となる曲。もう曲というよりアニメ本編の内容になるけれども、主人公が「夢が無い」いつでも周りの誰かをサポートする側に回ってしまうような控えめな少女で、夢を見つけて叶える話なのかなと思いきや、最後までこの主人公は周りのサポートをし続けたという女児向け販促アニメの構成として驚いた。(監督曰く女児向けではなく”人間向けアニメ”だそうだが)
そんな主人公がこの曲を歌うことに意味を持たせる4クールであった。人類は是非プリティーリズム・オーロラドリームを観てほしい。
その2へ続く…